【映画】トゥモローランドの感想
子供の頃に想像した未来都市。空飛ぶ車や、誰でも手軽に行ける宇宙。あの近未来図 でよくあるあれ。
実際、現実になることはなく…まだ車は道路を走っている。
でももし私たちの住む世界とは別に世界が存在していて、その世界にあの頃描いた未来都市が作られていたとしたら、、?
今回は前回のエスケイプフロムトゥモローに続き、ディズニー関連の映画を観ました。
トゥモローランド (2015)
あらすじをざっくり言うと
ある日、よくいる普通の少女が「選ばれし者」となり地球を救う というようなお話。
【この少女が選ばれし者になった理由】
①この少女の父親はNASAに勤めているため、その影響?で機械に強い (頭がいい)。
②地球を救いたい!という願望を持っている。学校の授業で、先生に「地球は救えるの?」と聞いたりしている。
③諦めない性格の持ち主
【この映画の2つのキーワード】
①世界はひとつ
②諦めない心
①世界はひとつ
冒頭のNY万博でのシーンに、イッツ・ア・スモールワールドというアトラクションが出てくる。イッツ・ア・スモールワールドのコンセプトは世界平和。
ちなみにこのアトラクションの下に、もう1つの世界へと行くための施設がある。この設定に胸熱。まさかあのアトラクションの下に別世界への扉が隠されているなんて。
そしてこの映画のラストシーン。まるでリアル ”イッツ・ア・スモールワールド”を思わせるシーンがある。世界各国の人たちが一堂に会し、世界を救う。
世界中の皆んなで仲良く、力を合わせよう。世界はひとつ。
というメッセージを感じる。これはまさにイッツ・ア・スモールワールド の歌詞そのもの。
②諦めない心
ディズニーらしい「諦めなければ夢は叶う。」というメッセージ。この映画でいう叶えたい夢とは、
地球の滅亡から人類を救うこと です。
テロが起き、核兵器が落とされ、自然災害が起き 地球が滅亡する未来を見てしまった時。自分の家が変わり果てた姿になる未来を見てしまった時。
普通なら諦めるよね。
でも、この映画では諦めません。
規模がでかすぎて。笑
どんな困難も諦めなければ夢は叶う。というウォルト・ディズニーのメッセージを伝えているのかな。
ディズニーらしかったのは、AA(オーディオ・アニマトロニクス)の登場。この技術は実際に、アトラクションの人形に使われている。
この映画に出てくるAAはリアリティがすぎてほぼ人。ここまでリアルだと私たちの周りにも人のふりしたAAがいるのでは。みたいな想像をしてしまうレベル。
そういえばこのAA、昨日観た「エスケイプ・フロム・トゥモロー」にも出てきたな、、
この映画と同様、首を切られて「人じゃなかったんだ?!」といった風に描かれている。
夢のあるお話ってことで、
とにかくディズニーらしい映画でした。